ひらがなを教えること

 

 

日本語学習の第一関門は、なんといっても「ひらがな」の習得です。

 

 

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こんなものを48字も!!

教える方も、毎度苦労しております。

 

 

ひらがなの教え方・覚え方は、人それぞれ。

 

以下、私が試してきたひらがな教授法です。ご参考ください。

  

 

ひらがな教授1. ひらすら書いて覚えてもらう

 

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勉強慣れしている中高生には、まずこの方法!

教科書「げんき」の後方ページにあるひらがなドリルで十分です。

 

 

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濁点や撥音、拗音などは、授業中にしっかり説明してあげます。

 

 

ひらがな教授2. 色やイラスト付きのカードを使用

 

いわゆるフラッシュカードですね。

 

「げんき」の教材サイトにもフラッシュカードがあります。

genki.japantimes.co.jp

 

また、幼児学習用プリントもとっても便利!

無料サイト「ちびむすドリル」

happylilac.net

 

子供向け教材を活用しましょう。 

ひらがなことばカード1集

ひらがなことばカード1集

  • 発売日: 2017/09/27
  • メディア: 単行本
 

 

授業が始まる前にやると、いいウォーミングアップになります。

 

 

ひらがな教授3. 短い文を読む練習

 

48字すべてを完璧に覚えていなくても、なんとなく読めるような文を用意します。

 

「あしたはあめです。」

 

最初のあ行〜た行くらいまでを覚えている人なら、

なんとなくこの文が読めると思います。

 

「あ!読める!嬉しい!」と思ってもらい、学習意欲を維持させることができます。

 

こういったテキストを使って、シャドーイングを行うのもいいです。

(少しハードルが高くなりますが)

音で覚えるのは本当に大事です。

 

コミュニケーションのための日本語発音レッスン

コミュニケーションのための日本語発音レッスン

  • 作者:戸田 貴子
  • 発売日: 2004/04/01
  • メディア: ハードカバー
 

 

 

学習慣れしていてパパッと覚えられる人はいいのですが 

 ひらがなを覚えるのが苦手で、何ヶ月もかかってしまう人もいますよね。

 

そんな人には、音・目・体で教えるのが効果的。

 

 

音:シャドーイング

 

目:イラストカード

 

体:ドリル、ゲーム

 

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それでもそれでも!

 

やっぱりどうしてもひらがなに抵抗があって

読み書きが苦痛になってしまう学習者さんもいますよね。

 

次の記事では、「ひらがなを教えない」日本語の教授法についてもご紹介します。

 

是非、ご参考ください。